ニデックは9月6日、モーション・エナジー事業本部傘下の子会社であるNidec Industrial Automation India Private Limited（ニデック インダストリアル オートメーション インディア有限会社）がインド共和国カルナータカ州のフブリ・ダールワール市において新工場の起工式を実施したと発表した。
■新工場設立の背景・構想
インド経済は今後も持続的な成長が見込まれており、その規模は間もなく世界第3位となると予想されている。ニデックグループはインドにおいてすでに3拠点で工場をフル稼働させているが、新工場は同国におけるモーション・エナジー事業本部の4番目かつ最大の生産拠点になる予定であり、敷地面積はフル稼働時で約121,400m2になる予定。さらに、現在ニデックグループ内で保有する多くの技術を活用し、2028年までに本工場をカーボンニュートラルにする計画としている。
新工場は最先端の自動化設備を備えた6つの製造施設を備える予定をしており、モーション＆エナジー事業本部下にある全事業の多種多様なモータのラインアップ、発電機用オルタネータ、駆動装置、システムソリューションを製造し、再生可能エネルギー、データセンター、産業インフラ、電気自動車 (EV) 等の分野においてインド市場をリードしていく。
＜新工場の概要＞
工場名：Nidec Industrial Automation India Private Limited
（ニデック インダストリアル オートメーション インディア有限会社）
場所：インド カルナータカ州 フブリ・ダールワール市
敷地面積：約121,400m2 (現時点で約101,170 2分を取得、残り約20,230 m2については取得中)
工場面積：55,000m2
投資額：45億ルピー (約5,500万ドル)（2025年9月までを予定）
全従業員数：800 名（2025年9月時点の見込）
竣工：2025年04月01日
詳細は、ニュースリリース
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