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メッツォ、電動の間接ロータリーキルンであるRotarEkilnを発売

・先端材料の持続可能な熱処理用

 Metso(メッツォ):2023年6月14日

 メッツォは既存のロータリーキルン技術を最適化し、電気駆動の間接加熱ロータリーキルンであるRotarEkilnを発売しています。RotarEkilnの電気暖房システムは、市場で入手可能な燃料駆動の間接ロータリーキルンに代わる持続可能な選択肢を提供します。

 RotarEkilnは、燃料燃焼設計よりも優れた温度制御を提供するモジュラー加熱セクションで構成されています。アプリケーションの特定のパフォーマンス要件に対応するために完全にカスタマイズ可能で、モジュールを簡単に取り外してメンテナンスや修理に交換できます。

 「RotarEkilnは、高度な材料の熱処理のためのメッツォのフロントランニングロータリーキルン技術のさらなる証拠です。私たちは、このRotarEkilnを設計する際に数十年の経験を活用し、最大5メートルのキルンシェル径を達成しました。これは、このような大規模な唯一の市販の電気窯です」と、メッツォのヒートトランスファー担当副社長であるChris Urban (クリス・アーバン)は語っています。

■メッツォのRotarEkiln製品のハイライトは次のとおりです。

・現在の間接窯設計に代わる効率的で持続可能な代替手段
・放射線による熱伝達
・モジュラー加熱セクション
・特定のアプリケーション内での互換性を可能にします
・短く正確な長さ刻みで窯を制御する能力

■ Metso(メッツォ)について
 メッツォは、世界中の骨材、鉱物加工、金属精製産業に持続可能な技術、エンドツーエンドのソリューション、サービスを提供するフロントランナーです。プロセスと製品の専門知識により、顧客が生産性を高め、エネルギーと水の効率と環境パフォーマンスを向上させるのを支援することで、私たちは前向きな変化のパートナーです。

 フィンランドのヘルシンキに本社を置くメッツォは、50カ国近くで16,000人以上の従業員を雇用しており、2022年の売上高は約53億ユーロでした。同社はナスダックヘルシンキに上場しています。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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