現代グループ、インドネシアで建機事業強化、ジャカルタ部品流通センターの運用を開始

 現代純正(Hyundai Genuine):2023年2月16日

現代建設機械現代斗山インフラコア、インドネシア・ジャカルタに部品流通センター(PDC)と事業体を設立。

・サプライチェーンを拡大し、市場をリードする金融商品を投入。

・「資源と人口が豊富なアジアは新たな競争の舞台となる…技術と品質で競争力を獲得する」。

 現代HDの建設機械事業の仲介持株会社である現代純正は、アジア市場をターゲットにする拠点としてインドネシアを選択しました。

 現代建設機械は2月15日水曜日、インドネシアのジャカルタにある部品流通センター(PDC)を最近完成させ、正式に運用を開始したと発表しました。

 PDCは、ショベルやホイールローダーなど建設機械の部品を確保・供給する物流拠点です。その他の現代建設機械 PDC は現在、米国、中国、ベルギー、アラブ首長国連邦、ブラジルなどの主要な販売地域に配置されています。

 ジャカルタにある PDC は、現代建設機械の 9 番目の PDC となり、9,000 を超える部品を担当します。新しい PDC により、部品調達にかかる時間が 5 日から 2 日に大幅に短縮されます。また、通常の部品注文の納期も月1回から2回に拡大し、顧客の利便性を高めます。

 同社はまた、地元での販売を拡大するためにより多くの財政的支援を提供する予定です。現代建設機械は昨年1月、KBキャピタルと提携し、インドネシアで建設機械購入者向けの低金利の割賦金融商品を発売しました。

 また、現代斗山インフラコアは、今月末にジャカルタに販売会社を設立し、地元市場をターゲットにするのに役立つ販売ネットワークを構築する予定です。 5月には独自のPDCを構築して部品調達力を強化するとともに、現代建設機械との協業機械部品システムを構築して顧客満足度とブランド価値を向上させる計画です。現代斗山インフラコアも、9月に開催される国際マイニング機械展示会「マイニングインドネシア」に参加し、新ブランド「DEVELON」を披露する計画です。

 現代HD の建設機械事業がこの地域に力を入れているのは、インドネシアが持つ市場価値があるからです。インドネシア市場は、2010 年から 2022 年までの 12 年連続で年間平均 9,000 台以上を販売するアジアの大きな市場です。また、今後 5 年間で約 15,000 台の販売が見込まれています。

 実際、現代建設機械はインドネシアで成長の勢いを維持しており、2022 年には前年比 54%増の 762 億ウォンを売上げ、現代斗山インフラコアも1,020億ウォンの売上高を記録し、インドネシア市場に参入して以来最高の収益を上げました。

 現代純正の関係者は次のように述べています。「資源と人口が豊富なアジアは、建設機械ビジネスの新たな競争の場となるでしょう。アジア市場をターゲットとする際の拠点となるインドネシアで、現代HD独自の技術と高品質の製品でフロントランナーになる計画です。」

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。