埼玉県、圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区産業用地の優先交渉事業者を決定

・鈴茂器工、太陽インキ製造、日本凍結乾燥研究所、日本光電工業の4社

 埼玉県:12月27日

 埼玉県は、鶴ヶ島ジャンクション周辺地域に先端産業等を集積して経済の好循環をもたらし、AI・IoT・ロボットなどの先進技術を活用して超スマート社会を実現することを目指しています。圏央鶴ヶ島インターチェンジ東側地区土地区画整理事業により整備した産業用地の立地事業者を公募した結果、4社から応募がありました。外部有識者等で構成する選定委員会で提案事業の審査を行い、土地売買契約に向けた手続きを進めていく「優先交渉事業者」を以下の通り決定しました。

■選定結果
 AI・IoT・ロボット等の先進技術の活用等の「先端性・成長性」や、投資額・持続可能なまちづくりの推進につながる取組等の「地域への貢献」などの観点から審査した結果、各区画の優先交渉事業者は以下の通りとなりました。

 今後、各事業者と交渉を進め、県議会の議決(1件2万平方メートル以上の場合)など必要な手続きを経て、土地売買契約締結及び引渡しを行います。

■B-1区画(3万6千平方メートル)

事業者名:鈴茂器工(すずもきこう)株式会社
所在地:東京都練馬区
代表者:代表取締役社長 鈴木 美奈子
事業内容:寿司・盛付けロボット等の米飯加工機械の製造・販売など
提案概要 食産業に向けた自動化・省人化支援を行うための機器やシステムの製造開発拠点とする。
B-2区画(1万4千平方メートル)

事業者名:太陽インキ製造(たいよういんきせいぞう)株式会社
所在地:埼玉県比企郡嵐山町
代表者:代表取締役社長 峰岸 昌司
事業内容:プリント配線板用絶縁材(塗料・フィルム)等の製造販売
提案概要:半導体パッケージ用絶縁フィルム等の研究開発、量産化のための生産技術センターとする。
B-3区画(1万6千平方メートル)

事業者名:株式会社日本凍結乾燥研究所(にほんとうけつかんそうけんきゅうしょ)
所在地:東京都文京区
代表者:代表取締役社長 貝谷 伸
事業内容:体外診断用医薬品、BCGワクチン接種用管針製造販売
提案概要:作業の自動化を取り入れた体外診断用医薬品の製造開発拠点とする。

■C区画(3万5千平方メートル)

事業者名:日本光電工業(にほんこうでんこうぎょう)株式会社
所在地:東京都新宿区
代表者:代表取締役社長執行役員 荻野 博一
事業内容:医用電子機器の開発・製造・販売
提案概要:センサ類などの消耗品の製造及び自動化生産技術の研究開発を行う。

 詳細は、ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。