㈱村田製作所は5月10日、八日市事業所の敷地内において厚生棟の建設を2022年5月から開始すると発表した。
今回の厚生棟の建設は、将来的な人員増加に備えた食堂スペースや会議室の確保など、福利厚生施設の充実を図るもの。建物の設計は環境への配慮と感染症予防をコンセプトにしている。環境への配慮では、煙突効果を利用することで自然排気を可能としたほかソーラーパネルを設置し、環境にやさしい厚生棟を目指す。感染症予防では、CO2濃度測定機の設置やタッチレスボタンを採用したエレベーターの設置を行うことで従業員が安心して働くことができる職場環境を整備する。
＜厚生棟の概要＞
構造・規模 : 鉄骨造3階建（一部4階建）
延床面積 : 6,584m2
建築面積 : 2,400m2
総投資額 : 約35.5億円（建物のみ）
竣工 : 2023年5月（予定）
用途 : 福利厚生施設の充実
場所 :株式会社村田製作所 八日市事業所内（滋賀県東近江市東沖野4丁目4番1号）
■ムラタについて（原文ママ）
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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