㈱不二越は2月1日、高圧可変容量形ピストンポンプ「PZH シリーズ」に最小サイズ「PZH-1B」を市場投入すると発表した。工作機械や鍛圧機械などの産業機械向けに販売する。2023年度までに月間500台の販売を目指す。
自動車や航空・宇宙分野におけるCFRPCやチタンの加工、EV化により需要が大きく伸長しているMLCC(積層セラミックコンデンサ)の製造には、プレス機などの鍛圧機械が用いられ、設備需要のさらなる拡大が予想される。
鍛圧機械をはじめとして産業機械の駆動には、動力源として油圧が多く用いられ、設備の省スペース・省エネニーズの高まりから、油圧機器の小型・高出力化が求められている。
不二越は、2018 年に、高圧可変容量形ピストンポンプ「PZH-3B」を発売。高圧仕様、かつ省エネ・低騒音を実現する「PZH シリーズ」として、ワークの大きさに合わせて、最適なポンプ容量が選択できるよう、「PZH-3B」・「PZH-2B」を展開してきた。今回、新たに最小サイズの「PZH-1B」をラインナップに追加し、更なる設備のコンパクト化・省エネに貢献する。
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