ヤンマー、食品廃棄物を分解し資源循環サイクルを実現するバイオコンポスター「YC100」を発売

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーeスター(本社:滋賀県米原市)は12月1日、農業や食品加工の際に発生する食品廃棄物を減量・減容し、地球環境に優しい資源循環サイクルを実現するバイオコンポスター「YC100」の受注販売を12月1日より開始すると発表した。

 日本国内では年間でおよそ2,500万トンもの食品が廃棄※1され、その処理には多くのCO2が発生している。また、処理コストは年々増加傾向にあり、廃棄物対策は環境対策・コスト面からも企業にとって喫緊の課題となっている。

 「YC100」は、1日あたり100kgの食品廃棄物を24時間でおよそ80%減量※2することができる。ままた、処理後の生成物は土壌活性剤や堆肥として農地に還元することで、資源循環型の農業を実現する。将来的には、生成物を利用した堆肥の製品化などによる資源循環型の食料サプライチェーンを構築し、SDGsの実現に貢献していく。

「YC100」概要

名称:バイオコンポスター「YC100」
受注開始日:2021年12月1日 
想定市場価格:660万円~(設置場所、購入方法により変動)
初年度販売計画:約30台

 詳細は、ニュースfリリース