ブルドックソース、館林工場の敷地に新棟を建設、約85億円投じグループ3工場を2工場に集約

 ブルドックソース(本社:東京都中央区)は9 月17 日、館林工場の敷地に新棟を建設し、グループの生産体制を再構築すると発表した。集約に必要となる設備の増設、移設を行い、併せて鳩ケ谷工場にある研究開発施設等の機能も館林工場に移設する計画。総投資額は約85億円。

 現在、同社ループの主力工場は、鳩ケ谷工場と館林工場、子会社であるイカリソースの西宮工場の3工場体制で操業している。今回の計画では、これを館林工場と西宮工場の2 工場に集約し生産の効率化、省力化を実現していく。

 2023 年3 月期を最終年度とする同社第10 次中期経営計画の基本方針の一つとして掲げている生産体制の再構築を行い、同社グループの生産効率の向上、省力化、環境負荷の低減を図ることと安全で安定した生産体制の構築を目的としている。

<館林工場投資内容>

所在地:群馬県館林市大新田町61-5

工事内容:新棟建設、既存棟改修、ソース類及びその他調味料類の生産設備新設・移設・改修他、その他関連工事

着工予定:2022 年4 月

完成予定:2023 年12 月(2023 年度中に順次稼働予定)

総投資額:約85 億円

資金計画:自己資金及び金融機関からの借入

発注先 キリンエンジニアリング株式会社

 ニュースリリース