木村工機、工場、事務棟に続き東大阪市に新倉庫棟も建設

 木村工機(本社:大阪市中央区)は9月10日、2020年から東大阪市に工場、事務所棟の建設を進めているが、取得不動産の残りの土地に倉庫棟を建設すると発表した。これにより高井田工場での一連の投資は完了し、工場は、八尾製作所の建て替えが完了するまでの間、生産量を確保するために活用する予定。

 なお、高井田工場は木村工機が新たに開発した工場用陽圧換気空調システムを採用しており、モデル場としての機能も兼ね備える。実機体験を通して販売促進活動にも活用していく予定。加えて本倉庫完成後、現在賃借している複数の倉庫を解約することで、経費削減が見込まれる。

<新倉庫棟の内容>

所在地:大阪府東大阪市新喜多

資産の内容:建物(倉庫棟)

施工床面積:延2, 122 29 ㎡(予定)

投資金額:約5億円

資金調達:金融機関からの借入金

 *施工床面積は、現時点の計画に基づく面積で、今後の設計変更により差異が生じる可能性がある。

<建築の日程>

取締役会決議日:2021年9月10日

契約締結日日:2021年9月予定

建物完工日:2023年2月(予定)

<高井田工場の全体構成>

所在地:大阪府東大阪市高井田 他

資産の内容:土地、 建物 及び 生産設備

敷地面積:5,45656 ㎡

延床面積:工場棟・2,217 .79 ㎡/事務所棟:324.84 ㎡/倉庫棟:2, 122.29 ㎡/合計: 4 ,664.92 ㎡

投資金額:約30 億円(投資金額については、 不動産の取得費・ 取得に伴う諸費用を含む概算金額)

 ニュースリリース