ヤンマー、JAいわみざわ、カゴメと加工用トマト産地拡大を目指した連携協定を締結

 ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリジャパン(本社:大阪市、以下YAJ)は9月2日、カゴメいわみざわ農業協同組合(以下JAいわみざわ)とJAいわみざわ管轄内における加工用トマト産地の拡大推進を目的とした連携協定を締結したと発表した。

 今回の協定では、YAJ北海道支社が中心となり、収穫機のメンテナンスなど、農業機械の稼働安定化をサポートする。今後、3者の連携により加工用トマトの産地拡大を更に推進し、地域農業の振興と発展に貢献していく。

■協定の合意事項

(1)加工用トマトの拡大に向けた推進

(2)産地に合わせた加工用トマトの栽培技術の改善

(3)加工用トマトの品種開発・導入

(4)加工用トマト収穫機の運用及びメンテナンス

(5)その他本協定の目的に資すること

トマト収穫機「HT1250T」の特長

 加工用トマトにおける一連の収穫作業に必要な、拾い上げ・搬送・揺動分離・選別の4工程を1台で行うことで、10aを約3∼5時間で収穫することができ、作業時間の短縮や効率化を実現する。各作業部は車速と独立しているので、ほ場条件や作業者のペースに合わせた速度調整が行える。

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