斗山ボブキャット(Doosan Bobcat):2021年7月27日
・営業利益は1億2,500万米ドルに急増し、2桁のマージン率を継続
斗山ボブキャットは、7月27日に発表された第2四半期の業績(暫定版)で、四半期の連結財務諸表に基づいて、売上高11億4,500万ドル、営業利益1億2,500万ドルを記録したと発表しました。
ベース効果と主要市場の景気回復により売上高は前年同期比45.2%増、営業利益は商品構成の改善(利益率の高い商品の売上高比率の増加)により前年同期比138.0%増となりました。マーケティング費用を削減し、4四半期連続で2桁の利益率である10.9%の営業利益率を達成しました。特に、斗山ボブキャットは、第2四半期に前四半期から4.1%の売上成長を達成し、以前は第1四半期に設定されていた10年間の四半期売上記録を更新しました。
北米では、着実な需要の伸びとGME(農業および造園設備)製品の堅調な販売を背景に、四半期売上高は前年比41.1%増加しました。この地域では、建設市場が好調な中、ローダーとミニショベルの売上高は前年比47.7%増、GMEの売上高は大都市から地方への移動が続くことで前年比57.6%増となりました。
EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域では、新進の景気回復と基本効果のおかげで、同社の売上高は前年比52.4%増加しました。欧州市場は回復の兆しを見せており、業界の前向きな見通しが期待されています。
一方、7月6日、斗山ボブキャットは斗山産業車両(Doosan Industrial Vehicle)の買収を完了しました。その収益は、2021年の第3四半期から斗山ボブキャットの連結財務諸表に反映されます。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
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