DMG森精機は、 2021 年6 月 30 日 付 の取締役会において、2024年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債を発行し、400億円を調達すると発表した。新株予約権付社債の発行による手取金約400億円の使途は、国内子会社及び海外における設備投資は、DMG森精機から子会社への投融資を通じて行う予定。
① 環境対応、生産性向上のための設備投資資金として、2023年12月末までに約287億円を充当
‒ 伊賀事業所・奈良事業所の環境対応及び生産性向上のため、バイオマス発電設備や太陽光発電設備等を導入
‒ DXや先進技術を駆使した、環境負荷の低い高生産性製品の開発拠点である奈良商品開発センタを新設
‒ 工作機械の主要部材である鋳物を生産する子会社の株式会社渡部製鋼所に、環境へ配慮した最新の設備を導入
‒ より正確かつ迅速な経営意思決定のための統合基幹システムをDMG森精機及び子会社に導入
② 成長市場への投資資金として、2023年12月末までに約113 億円を充当
‒ 中国上海近郊の平湖に中国向け仕様の5軸加工機 DMU シリーズを製造する第2の生産拠点を新設
‒ 中国天津工場の生産性向上及び機能・生産能力拡大のための設備投資
‒ エジプトに工作機械工場を新設
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