ベアリング部品製造業の昭和精工(本社:大阪府岸和田市)は、今後のEV化を見据えた増産体制を構築するため、和歌山県橋本市の紀北橋本エコヒルズ「紀ノ光台」に工場を建設する。和歌山県は3月31日、同社と協定を締結すると発表した。
昭和精工は和歌山県、大阪府泉南地区を中心に関連会社7社と昭和精工グループを形成し、主に自動車に使用されるベアリング部品を製造している。グループ内におけるベアリングの鍛造から旋削までの一貫生産を基本とし、多品種多ロットへの対応やリードタイムの短縮、コスト削減効果による価格競争力に強みを持ち、国内外の大手ベアリングメーカーとの取引がある。
<進出計画概要>
進出場所:橋本市紀ノ光台三丁目1-9、35、37、44
敷地面積:15,094 ㎡
延床面積:11,656㎡
雇用予定:新規地元雇用者 正社員14名(3年間)
投資予定:約15億7,200 万円(建物・設備)
操業時期:2022年1月操業開始予定
<企業概要>
企業名:昭和精工株式会社
所在地:大阪府岸和田市臨海町20 20-2
設立年月:1961年7月
代表者:代表取締役社長 植野徳仁
資本金:8,000万円
従業員数:513 名 ※グループ全体(正社員443名、非正社員70名)
売上高:116億1,400万円(2020年12月期)
業務内容:ベアリング部品、自動車部品の製造
主要取引先:㈱ジェイテクト、NTN㈱、日本精工㈱、三井物産㈱、㈱不二越、双日㈱
企業名:昭和ステアテクノ株式会社
所在地:大阪府貝塚市二色中町8 8-4
設立年月:2010年6 月
代表者:代表取締役社長 植野徳仁
資本金:500 万円
業務内容:自動車部品の加工及び組立
ニュースリリース(和歌山県)