ドイツ(DEUTZ)と三一(SANY)が一緒に成功への道を歩む

・合弁エンジン搭載のSANY「Kingway 435」トラックを公開

・DEUTZが高速道路セグメントに復帰

・39秒で1,000台販売

 DEUTZ AG(ドイツ):2020年7月17日

 DEUTZ(ドイツ)と中国最大の建設機械およびトラック製造グループであるSANY(三一)は、共同開発したエンジンを新しいトラックモデルに初めて搭載しました。中国でSANYが発表した「Kingway 435」トラックは、合弁事業内でのコラボレーションの成功のさらなる証拠であり、DEUTZがon-highway business(高速道路事業)に復帰したことを示しています。

  D12エンジンの出力は360 kW、速度は1,900〜2,100 rpm、最大トルクは2,150 Nmです。強力な電子制御コモンレール噴射システムにより、低燃費で燃焼を最適化し、エンジン性能を最適化できます。エンジンはEuro VI排出基準を満たしています。

 「私たちとパートナーのSANYが、合弁会社によって生産された最初のD12エンジンをトラック内で実行できるようになったことを嬉しく思います。新しいトラックは、私たちの複合開発ノウハウのさらなる実証であり、高速道路セグメントへの復帰を示しています」と、DEUTZのCEO、Frank Hiller(フランク・ヒラー)博士は述べています。

 DEUTZとSANYの合弁事業は、SANYのデジタル化戦略のフレームワーク内の高額なプロジェクトであるSANYのインテリジェントな大型トラックプロジェクトの一部です。 さまざまなオフハイウェイアプリケーションに加えて、DEUTZは大型トラックエンジンの製造も引き継いでいます。

 新しいトラックは、湖南省の省都長沙にあるSANY大型トラックの本社から10時間のライブストリームで公開されました。図はすでにベストセラーに設定されていることを示しています。「キングウェイ435」が発表されてからわずか39秒以内に1,000台のトラックが販売されました。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。