㈱クボタは7月16日、大型浄化槽「KTZ型」(以下、「本装置」)が「第46回 優秀環境装置表彰 日本産業機械工業会会長賞」(主催:一般社団法人日本産業機械工業会)を受賞したと発表した。クボタでは、「今回の受賞を励みに、今後も環境に配慮した製品・サービスを通じて、快適な生活環境の創造に貢献してまいります」としている。
受賞した装置は下水道整備区域外のマンション・病院・工場・公共施設などの大規模な建築物から排出される生活排水を処理する浄化槽。従来装置の性能を維持しながら、従来装置比で全長を約80%にし、コンパクト化を実現した。それにより、設置スペースを小さくすることができ、より狭い土地への設置も可能となった。またコンパクト化を実現したことにより、浄化槽本体の原材料使用量の削減、土中へ設置する際の掘削容積の削減などにより環境負荷の低減にも貢献した。
今回の受賞では、新たな技術開発による、省スペース・環境負荷低減を実現した『独創性』が評価された。
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