ヤンマー建機、クローラキャリア「C50R-5A」を発売

 ヤンマーのグループ会社であるヤンマー建機(本社:福岡県筑後市)は2月25日、環境への配慮と高出力を両立したクローラキャリア「C50R-5A」を2020年2月より販売開始すると発表した。

 同機は、北米(EPA) Tier4 final、欧州(EC) StageⅤ規制に対応した尿素SCRシステム採用のDPF付コモンレールエンジン「4TNV94FHT-NTBC」を搭載しており、特定特殊自動車排出ガス2014年規制(オフロード規制)に対応している。

 従来機で評価が高かった強靭な足回りは継続し、フロントライトにLEDを採用することで暗所での作業性を向上させた。また、液晶モニターを大型化し、視認性と操作性が向上した。加えてGPS・通信端末搭載機の位置情報を通信システムによって管理する「スマートアシストリモート」を搭載し、顧客の建設機械を遠隔監視することで、メンテナンス時期やマシンのトラブルをすばやく把握し、常に適切なサービス・サポートを提供する。

 今後も同社は、安全に作業が行える建設機械を提供するとともに、住宅建設やインフラ整備などの街づくりへの貢献を通じて、あらゆる人が安心して暮らせる社会の実現を目指していく。

<発売概要>

商品名:「C50R-5A」
発売予定:2020年2月25日
標準小売価格:14,271,400円(消費税別)
年間販売目標台数:150台

 詳細は、ニュースリリース