コベルコ建機、大垣事業所でミニショベル生産 111,111 台を達成

 コベルコ建機は、国内ミニショベルの生産拠点である大垣事業所(岐阜県大垣市)でのミニショベル生産台数が 111,111台に達したことから、1月30日、大垣事業所で「生産111,111台達成記念式典」を執り行ったと発表した。来賓、コベルコ建機幹部と大垣事業所従業員含め約400名が式典に参加した。

 1988年にミニショベ ル事業に参入したコベルコ建機 (当時は ㈱神戸製鋼所の建設機械部門)は、1990年に広島において4~5トンクラスの生産を開始し、1992 年には神戸製鋼グループの神鋼造機(本社:岐阜県大垣市)での1~4.5トンクラスの委託生産を開始した。

 2006年には、神鋼造機からミニショベル製造事業の営業譲渡を受けるとともに4~5トンクラスの生産を広島から大垣工場に移管、現在のミニショベル生産体制を構築した。現在は 7,300 台/年体制で製造を行っており、このほど 2020年1月で委託生産開始以降の生産台数が累計111,111台を達成した 。

 当日の式典で、楢木社長は、「今回の累計 11 万台生産は強い逆風の中で達成した 金字塔 であり、諸先輩方の作り上げられた開発とものづくり力、営業及びサービス力に改めて敬意を表するとともに、それらを立派に受け継いだ現役の皆さんの奮闘努力を大いに讃えたいと思います。世界のお客様の期待にもっと応えられるミニショベルを今後も作り続けて下さい」と述べた。

<大垣工場の概要>

所在地:〒 503 0932 岐阜県大垣市本今町 1682 番地 7

事業内容:ミニシ ョベル の製造

生産機種:1~5.5トンクラスのミニ ショベル

生産能力:7,300台/年

土地面積:敷地面積 約 2.9 万 ㎡、建屋面積 :約1.4 万㎡

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