ナトコ、群馬工場内で粉体塗料生産工場を増設

 ナトコは1月24日、群馬工場(群馬県みどり市)の敷地内に約8億円を投じて粉体塗料生産工場を増設すると発表した。

 ナトコにおける粉体塗料生産は、1995年に群馬県みどり市に粉体塗料生産工場を開設して以来、顧客の注文に迅速に対応すべく体制強化を進めてきた。また、2014年からは連結子会社である耐涂可精細化工(青島)有限公司(中国山東省青島平度市)で生産された製品を輸入し、旺盛な需要に応えてきた結果、毎年販売数量を伸ばしている。今後についても環境対応型塗料である粉体塗料の需要拡大が期待できることから、既存の粉体塗料生産工場の隣に工場を増設し、生産能力の増強を図る。

<工場増設の概要>

所在地:群馬県みどり市笠懸町久宮92-9 ナトコ群馬工場内

延床面積:約2,000 ㎡

生産品目:粉体塗料

生産能力:280t/月(稼働開始時の生産量は40t/月を予定)

総投資額:約8億円

稼働開始:2021 年7 月(予定)

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