㈱アマダホールディングス(本社:神奈川県伊勢原市)は1月23日、アマダグループの中長期的な成長につながる調査研究と、AI を中心とする先端技術の獲得を目的に、「株式会社アマダAI イノベーション研究所」を設立したと発表した。
アマダグループは、1946 年の創業以来、一貫して「金属加工機械の総合メーカー」を目指し、板金事業を中核として発展してきた。特に、多様化するニーズや社会に必要とされるモノづくりを、エンジニアリングと最新技術で解決するソリューションビジネスにより、世界中の顧客に選ばれるメーカーを目指している。
昨今の製造業を取り巻く環境の変化は激しく、人手不足への対応を目的とした自動化や、熟練工の不足に対応する知能化への対応、また異業種連携などを見据え、次世代のモノづくりのための中核研究機関として「アマダAI イノベーション研究所」の設立に至った。
「アマダAI イノベーション研究所」では、主に2つの役割を担う。
1.AI などの先端技術を活用して板金加工の可能性を広げる。
グループ各社と連携し、世界中の地域別ニーズに合わせ、生産工程全体の最適化や熟練技術の伝承、加工支援などに取り組む。
2.数十年後の社会を見据え、まだ顕在化していないニーズを探索し、新事業や新技術の育成に向けたマーケティング活動の実施。
これらの活動の一環として、「アマダAI イノベーション研究所」では大学や専門機関・研究機関などと積極的に連携していく。また、これらの活動を行うための利便性を考慮し、拠点を都内2カ所に設置し活動を開始する。
2020年4月のグループ事業の再編と連動し、アマダグループでは、これからも顧客とともに発展し、社会に貢献し続ける企業として、常に先進的な事業活動を行っていく。
<アマダAI イノベーション研究所 概要>
社名:株式会社 アマダAI イノベーション研究所
AMADA AI Innovation Laboratory Inc.
本社 :神奈川県伊勢原市石田200
事務所:東京都千代田区日比谷
設立:2020 年1月7日
代表者:代表取締役 所長 鹿志村 洋次