クボタ、28馬力から60馬力までのトラクタに直進自動操舵機能を採用

・豊富なラインナップで、稲作から畑作まで幅広い農家の課題解決に貢献

 ㈱クボタは1月15日、ハンドルを操作しなくてもGPSの位置情報を利用して作業時の直進走行を可能にする「直進アシスト機能」を搭載したトラクタ「スラッガー GS」※1を発売すると発表した。豊富な馬力帯にパワクロ、キャビン付きなど多くの仕様を設定し、稲作から畑作まで幅広い農家の作業能率向上や疲労軽減などの課題解決に貢献する。

 農業機械の作業の多くは直進しながら行うが、真っすぐ作業を行うためにはこまめなハンドル操作が必要なため、不慣れなオペレーターには難しく、長時間作業は熟練したオペレーターにとっても大きな負担となる。クボタが2016年に発売した「直進キープ機能付田植機」はGPSを活用することで直進時の自動操舵により真っすぐきれいな植え付けができ、オペレーターの疲労も軽減されることが評価され、担い手層を中心に普及が進んでいる。

 「スラッガー GS」は国内で多く使用される28馬力から60馬力までの馬力帯にキャビンやパワクロなど多くの仕様を設定し、直進時の自動操舵機能による疲労軽減や作業能率向上で幅広い層の農家に貢献していく。

 ※1 GS:Go Straightの略

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