クボタ、自動運転農機「アグリロボ田植機NW8SA」を発売

・トラクタ・コンバインとともに自動運転による農業一貫体系の実現へ

   ㈱クボタは1月15日、業界初の自動運転農機「アグリロボ田植機NW8SA」を発売すると発表した。田植え作業の省人化と作業効率向上に貢献する。

 国内農業は高齢化に伴う離農や農地委託、経営効率化のための農地集積等により営農規模の拡大が進んでいる。その状況の中、担い手農家は人手不足への対応や作業効率の向上、省力化などの課題の解決が急務となっている。クボタはこれまでGPS搭載農機「ファームパイロット(Farm Pilot)」シリーズの製品ラインナップを拡充してきた。

 業界初となる自動運転が可能な田植機、「アグリロボ田植機NW8SA」を発売すると発表した。田植えにはオペレーターに加えて苗の補給などをサポートする補助者が必要だが、自動運転機能によって田植え作業の省人化と作業効率改善を実現する。

 アグリロボ田植機の登場により、すでに販売しているトラクタ・コンバインとともに、稲作の主要な農機3機種で自動運転が可能となる。自動運転農機による一貫作業体系の実現に向けて、今後もICTやロボット農機の開発を推進し、日本農業の課題解決に努めていく。

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