EIZOエムエス、約26億円投じ電子回路基板製造の基幹工場を増築

 EIZO(本社:石川県白山市)は1月10日、モニターなどの映像表示システムの電子回路基板を製造するグループ会社であるEIZOエムエス(本社:石川県羽咋市)の本社・羽咋工場において、将来的な需要の増加に対応するために増築することとし、このほど着工したと発表した。

 IZOグループでは映像表示システム完成品の生産拠点として、国内ではEIZO本社工場(石川県白山市)、EIZOエムエス七尾工場(石川県七尾市)の2か所、海外ではドイツ2か所、中国1か所、北米1か所を設けている。EIZOエムエス本社・羽咋工場は、これら工場で生産する映像表示システムの心臓部となる電子回路基板の90%以上を、高い品質で生産している基幹工場。

 EIZOグループは、高品質や高付加価値が求められるヘルスケア市場や産業市場に注力しており、これらの市場向け製品の需要の増加に対応できるよう、生産能力増強と生産性向上のため、新工場棟の建設および機械装置の増設を実施する。あわせて、食堂や休憩エリアなどの福利厚生施設の充実も図り、職場環境の改善も行う。

<新工場棟の概要>

所在地:石川県羽咋市寺家町レ37番地9

建屋概要:延床面積 約5,600㎡ 鉄骨地上3階建て

主な用途:生産ライン、倉庫、食堂

主な生産製品:電子回路基板

着工:2019年12月

完成予定:2021年1月

稼働開始予定:2021年1月

投資金額:約26億円(新工場建設費、現工場改修費、機械設備増設)

 ニュースリリース