オークマ、「2019年十大新製品賞 本賞」を受賞

 オークマは1月6日、門形マシニングセンタ「MCR-S(Super)」が日刊工業新聞社主催の「2019年十大新製品賞 本賞」を受賞したと発表した。

 十大新製品賞はその年に開発・実用化した製品から、モノづくりの発展や日本の国際競争力強化に資する製品として選定されるもので、オークマは、2003年から2019年にかけて今回で16回目の受賞となる。

 MCR-Sはプレス金型の超高精度・工程集約対応の門形マシニングセンタです。近年、非常に高い形状精度と加工面品位とともにリードタイム短縮が求められているプレス金型生産を革新することをねらいとして開発された。

 高度な空間精度補正技術による形状精度の飛躍的な向上に加え、三次元測定機に匹敵する機上計測を実現し、手仕上げ作業の大幅削減と測定工程の集約が可能。さらにレーザ技術の活用により、金型の熱処理や肉盛り補修までも金型を載せ下すことなく機上で可能とする。高品位プレス金型の製造プロセスを革新し、熟練技能に頼らずトータルリードタイムの大幅短縮を実現する。

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