印マヒンドラ・サステン、三井物産と分散型太陽光発電プロジェクトで提携

　Mahindra Group（マヒンドラ、本社：インド・ムンバイ）： 2019年6月3日

  インドの太陽光発電セクターの大手企業であるMahindra Susten（マヒンドラ・サステン）は、インドの分散型太陽光発電プロジェクトを共同開発し運営するために、日本の三井物産と提携しました。Mahindra Sustenは、Marvel Solren Private Limited（以下、Marvel：マーヴェル）の51％の持分を引き続き保有し、三井物産はバランスエクイティを保有します。

　Marvelは現在、インドで4つの分散型太陽光発電プロジェクトを運営しており、合計16MWの容量で、10年から25年という長期の電力購入契約を通じて再生可能エネルギーを提供することで、民間顧客が二酸化炭素排出量を削減できます。

　平均的なインドの石炭火力発電所で発電された電力と比較して、4つのプロジェクトは、年間約2万トンのCO2排出量をまとめて削減することができ、インド政府の再生可能エネルギー目標に貢献します。

　Mahindra SustenのCEO、Basant Jain（バサント・ジャイナ）氏は、次のように述べています。

　「私たちは、持続可能なインフラと再生可能エネルギーの分野で最も称賛されるブランドになるための道を進んで、三井物産と提携することに興奮しています。2つの主要グループ間のこの協調は、インドの野心的な再生可能エネルギー目標を達成する上で重要な役割を果たすことになる、商業および産業部門における機会をターゲットにするのに役立ちます。」

　三井物産インフラストラクチャー事業の最高執行責任者である中井一雅氏氏は、次のように述べています。

　「Mahindra Sustenと提携し、インドの低炭素社会への移行に貢献できることを光栄に思います。Marvelは、複数のグリッド接続および分散プロジェクトの開発に従事します。これらのプロジェクトは、お客様が二酸化炭素排出量を削減し、グリーン再生可能エネルギーに向かって進むのに役立ちます。」

　Mahindra Sustenはインドの太陽光発電セクターのトップ企業であり、総ポートフォリオは3.2GWp、現在までに1.5GWp、実行中は1.7GWpを超えています。Mahindra Sustenのサービスは、ユーティリティ規模のソーラーと屋上ソーラーの両方を含むターンキーソーラーEPCサービスにまたがります。また、ソーラーDGハイブリッドソリューション、ソーラーPVのO&M、分析およびエネルギー管理サービスも提供しています。

■Mahindra Sustenについて

　Mahindra Susten Private Limitedは、Mahindra Partnersのポートフォリオ会社で、207億米ドルのMahindraグループのうち1億米ドルのプライベートエクイティ部門です。 Mahindra Sustenは、Mahindraグループの「Cleantech」部門であり、再生可能エネルギーの分野で多様なサービスを提供しています。

■Mahindra Partnersについて

　2010年に設立され、マヒンドラパートナーズはマヒンドラグループのプライベートエクイティ＆コーポレートベンチャーキャピタル部門です。運用資産が10億米ドルを超える現在の投資は、物流、ヘルスケア、再生可能エネルギーにまたがっています。ポートフォリオとチームは、インドとインドのシリコンバレーにまたがって配置されています。

■Mahindra Groupについて

　Mahindra Groupは、革新的なモビリティソリューションを通じて農村部の繁栄を促進し、都市生活を向上させ、新規事業を育成し、コミュニティを育成することで人々を成長させることを可能にする207億米ドルの企業連合です。それは実用的な車、情報技術、金融サービスとインドでの休暇の所有権において主導的な地位を持ち、そしてボリュームで、世界最大のトラクター会社です。また、アグリビジネス、部品、商用車、コンサルティングサービス、エネルギー、産業機器、物流、不動産、鉄鋼、航空宇宙、防衛、二輪車などでも高い存在感を示しています。インドに本社を置くMahindraは、100カ国に20万人以上の従業員を擁しています。

■三井物産について

　三井物産は、世界で最大かつ最も著名な貿易および投資会社の1つです。 1947年に日本で設立された同グループは、66の国にまたがる世界規模のネットワークを通じて6つの主要セクターにまたがる多様な事業ポートフォリオを通じ、国際市場についての独特で妨げのない見解を維持しています。

　世界で最も著名な民間企業の多くと提携して、三井物産の卓越した長期的業績は、エネルギーと資源、機械・インフラ、化学品の中核事業分野に基づいています。これらの力強く拡大しているレガシービジネスは、モビリティ、ヘルスケア、ニュートリション＆アグリカルチャー、そしてリテール＆サービスの大胆でますます革新的な分野にわたって安定したプラットフォームを提供します。

　ニュースリリース

　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。