コマツ、林業機械メーカーの米ティンバープロ社を買収

 コマツは2月20日、コマツアメリカ(本社:米国イリノイ州)を通じて、Timber Pro, Inc.(ティンバープロ、本社:米国ウィスコンシン州)を買収することを決定したと発表した。今後、クロージングに必要な全ての手続きが完了していることを条件として、2019年4月1日に買収を完了する予定。

 コマツは、3カ年の中期経営計画「Together We Innovate GEMBA Worldwide-Growth Toward Our 100th Anniversary(2021)and Beyond-」を2016年4月よりスタートしている。この中期経営計画における成長戦略の実現に向け、林業機械事業の拡充を図るため、今回の買収を決定した。

 ティンバープロ社はウィスコンシン州に本社を置き、履帯式フェラーバンチャー及びハーベスター、フォワーダー、ホイール式ハーベスターなどの林業機械、及びアタッチメント(フェリングヘッド)を販売する林業機械専門メーカー。

 この買収により、コマツはFTL工法(※)の林業機械市場において、主に履帯式フェラーバンチャーの製品レンジを拡充し、ラインナップを強化する。より付加価値の高い林業機械を提供することで、顧客の価値創造に貢献していく。

※FTL工法(Full Tree Length工法):立木を切り倒し、そのままの長さで搬出する林業の工法。

<ティンバープロ社の概要>

社名:Timber Pro, Inc.

設立:2002年

所在地:米国 ウィスコンシン州

代表者:Patrick Lee Crawford

事業内容:林業機械・アタッチメントの製造、販売

 ニュースリリース

 ニュースリリース(コマツアメリカ)

 *参考:コマツが米林業機械を買収、大量伐採の製品群広げる(日経電子版2月20日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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