・日本版労働安全衛生マネジメント規格JIS Q 45100を取得
NTNは12月13日、産業機械用の軸受を製造する桑名製作所が、中央労働災害防止協会(以下、中災防)より、日本版労働安全衛生マネジメント規格JIS Q 45100の認証を業界で初めて取得したと発表した。
今年9月28日に発行されたJIS Q 45100は、労働安全衛生マネジメントの国際規格ISO45001に、4S(整理、整頓、清掃、清潔)活動や危険予知(KY)活動といった職場で日常的に行われている安全衛生活動や、昨今、より高い関心を集めている働く人の健康確保の取り組みなど、日本的な活動を要件に加えた日本独自の規格。
NTN桑名製作所は、中災防の審査により、2018年1月に国際基準のISO45001認証を取得している。今回、認証維持審査のタイミングに合わせて、適用規格が引き上げられ、ベアリングメーカとして初となるJIS Q 45100の認証登録を受けた。
NTNは、世界で関心が高まる環境(Environment)、健康・衛生(Health)、安全(Safety)分野を一体的に推進するため、今年10月にEHS(環境・労働安全衛生)統括部を新設した。国内の他事業所でも、労働災害防止の実効性を一段と高める指針として期待されるJIS Q 45100規格の認証取得を推進するとともに、海外においても国際規格であるISO45001の認証取得を推進し、グローバルで継続的に従業員の労働安全意識の向上を図っていく。
<NTN桑名製作所の概要>
生産品:産業機械向け軸受
敷地面積:約184,000 ㎡
延床面積:約83,000 ㎡
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