萩原工業(本社:岡山県倉敷市)は11月21日、今後の更なる事業拡大と生産機能再編による生産効率化を目的とし、岡山県から笠岡市の工場建設用地約11万4,000㎡を約9億円で取得すると発表した。12月下旬に正式契約を結び、2019年1月下旬に物件が引き渡される予定。新工場建設の時期及び規模等については、詳細計画が固まり次第、順次発表するとしている。
同社の事業内容は、ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維「フラットヤーン」を用いた関連製品、およびフラットヤーン技術を応用したスリッター等、産業機械の製造・販売。2017年10月期の売上高は約232億円、営業利益は約27億円、当期純利益は約19.6億円。この固定資産の取得による2018年10 月期の業績予想(売上高245億円、営業利益28億円、当期純利益19.8億円)に与える影響は軽微であり、2017 年12 月に発表した業績予想の修正はないとしている。
<取得資産の内容>
所在地:笠岡市港町1番37(笠岡港(港町地区)工業用地⑤号地)
土地面積:114,472.10㎡
取得価額:911,197,916円(7,960円/㎡)
<相手先の概要>
土地の取得先:岡山県
<取得の日程>
取締役会決議日:2018年11 月12 日
契約締結日:2018年12 月下旬(予定)
物件引渡期日:2019年1月下旬(予定)