タダノ、最大吊上げ荷重60トンのラフテレーンクレーン「CREVO600 G4」を発売

 ㈱タダノは10月18日、最大吊上げ荷重60トンのラフテレーンクレーン「CREVO600 G4(型式:GR-600N)」を19日から発売すると発表した。

 開発コンセプトは、「安全・品質・効率」を具現化すべく、研究開発を進めてきた各種新機能をラフテレーンクレーンに集約し、時代を切り開く「Generation4(G4)」として結実させた。新たにブーム伸縮モードの採用や新制御機構の搭載により、作業効率も向上。また走行時においても先進のサポート機能で、安全性を高めている。標準仕様の価格は、7,800万円(税別、装備等により異なる)で、販売見込台数は年間200台。

 ラフテレーンクレーン(Rough Terrain Crane)とは、一つの運転席で、走行とクレーンの操作が行える自走式クレーン。狭隘地での機動性に優れ、コンパクトさと小回り性を活かし、都市型工事において最も活躍しているクレーンの一つ。CREVO(クレヴォ)とは、CRANE(クレーン)+ EVOLUTION(進化)からなる造語。

 CREVO G4(クレヴォジーフォー)は、2016年10月のCREVO700 G4とCREVO250 G4の発売を皮切りに、2017年3月にCREVO160 G4、2017年12月にCREVOmini G4、2018年9月にはCREVO1000 G4を発売した。今回のCREVO600 G4は、シリーズ6モデル目の発売となる。

 ニュースリリース