仏ハウロッテ、2018年第3四半期売上は25%増、9カ月は17%増の4.1億ユーロ

 空中作業プラットフォーム(高所作業車・台)の世界的メーカーである、仏Haulotte Group(ハウロッテ、本社:リヨン)が10月15日に発表した2018年第3四半期(7~9月)業績によると、連結売上高は前年同期比で25%増の1億1,850万ユーロ(約154億円)、1~9月の売上高は前年同期比17%増の4億1,390万ユーロ(約538億円)となった。(1ユーロは約130円)

 ハウロッテ2018年第3四半期累計と上期データ(10月15日発表)

 地域別によると、欧州地域は前期の傾向が続き、大手レンタル会社向けの需要が堅調に推移し、売上高は前年同期比21%増となった。アジア太平洋地域は、主に中国を中心に伸び、売上高は13%増加した。2017年に確認された中南米の市場回復(アルゼンチンを除く)は、今年9月末まで続き、同社グループの売上高は11%増加した。北米は、空中作業プラットフォーム事業の急速な成長(20%増)により、累積売上高は依然として9%増加した。

(地域別グラフは1-6月:上期)

 部門別売上高によると、機器販売は20%増、サービス事業は5%増加したが、レンタル事業は12%減少した。

 2018年の見通しについては、売上成長率が10%を超えると予想しており、現在の営業利益を維持する予定である。

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