日精エー・エス・ビー機械、国内新工場(千曲川工場)が完成・稼働開始

 PET ボトルをはじめとするプラスチックボトルを生産するストレッチブロー成形機の大手総合メーカー、日精エー・エス・ビー機械は、約30億円を投じて建設を進めていた新工場(千曲川工場)が9月末に完成、10月11日に竣工式を開催したと発表した。

 国内新工場(千曲川工場)は、2017年年5月に長野県佐久市(長野県小諸市の本社工場に近い立地)に新工場の建設を決定し、建設工事を進めてきた。日精エー・エス・ビー機械では、高付加価値の容器生産に適した同社機への需要が高まっていることを背景に、中長期的に事業の拡大を推進し、更なる企業競争力の強化に努めていく。

 今後は、完成した新工場の稼働率を高め、需要拡大が期待される大型機及び特殊機の生産能力拡充を図るとともに、国内工場の生産体制の再構築、研究開発機能の充実などを進めていく。

 なお、日精エー・エス・ビー機械グループ全体では、新工場、既存本社工場に加え、完成したインド第3工場の有効活用を図りながら、更なる生産体制の拡充と収益性の向上に注力していく。

<国内新工場(千曲川工場)の概要>

所在地:長野県佐久市御馬寄字十二川原1098 番2

敷地面積:27,271 ㎡

建築面積:約15,000 ㎡(既存本社工場と同規模)

投資総額:約30 億円(工場敷地、建物及び機械装置等)

生産能力:工場設置前の国内生産能力の約1.5 倍

<日精エー・エス・ビー機械株式会社の概要>

本社所在地:長野県小諸市甲4586 番地3

設立:1978 年11 月8日

従業員:1,713 名(連結ベース:2018 年3月末)

資本金:38 億6,090 万円

売上高:292 億円(連結決算:2017 年9月期)

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