セントラル硝子、中国に半導体成膜ガス事業(WF6)の合弁会社

 セントラル硝子は10月12日、中国の大手化学メーカーである浙江巨化股份有限公司の関係会社である浙江博瑞电子科技有限公司(以下、博瑞社)と、半導体成膜ガスである六フッ化タングステン(以下、WF6)等の製造・販売を行う目的のため、合弁会社を設立することに合意したと発表した。

 セントラル硝子は今後急速な拡大が見込まれる中国半導体市場の需要に対応するため、博瑞社との協業を通じWF6製造に必要な原材料を有す中国において製造・販売会社を設立し、競争力の強化及び半導体顧客への安定供給体制を構築する。

<新設合弁会社の概要>

名称:浙江博瑞中硝科技有限公司(仮称)

所在地:中華人民共和国浙江省衢州市

代表者の役職・氏名:未定

事業内容:WF6等半導体向け特殊ガスの製造・販売

決算期:12月末日

設立年月:2018年12月(予定) ※当局認可後設立

出資比率:浙江博瑞电子科技有限公司 51%、セントラル硝子株式会社 49%

WF6製造規模:「400MT/年」相当

<合弁相手先の概要>

名称:浙江博瑞电子科技有限公司

概要:巨化股份(中国の大手化学メーカー)の関係会社

所在地:中華人民共和国浙江省衢州市

代表者の役職・氏名:執行董事 陈 刚

事業内容:半導体及び液晶用途向け電子化学材料の製造・販売

資本金:726百万人民元

設立年:2014年

 ニュースリリース