紀陽除虫菊、和歌山県海南市の工場を増設-生活関連商品を開発・製造

 紀陽除虫菊(本社:和歌山県海南市)が、和歌山県海南市内に新工場を増設することになり、和歌山県は10月10日、立地協定を締結すると発表した。

 同社は、創業以来、自然素材にこだわり製造してきた蚊取り線香を原点として、「人間や自然、地球にやさしい」を基本理念に蚊取り線香等の防虫剤や各種入浴剤などの生活関連商品等を製造し、親会社である㈱小久保工業所を通じて全国に販売している。また、充実した設備を備える研究施設を設け、健康・美容・癒しを追及するバスライフ事業や、健康・自然・省資源を提案するエコライフ事業といった新事業へも進出している。

 今回、拡張・増設を実施し、生活関連商品等の研究開発・製造を行うことで、さらなる品質の向上を図り、製造体制を強化することにした。

<立地概要>

立地場所:和歌山県海南市

雇用予定:新規地元雇用者 正社員14人(3年間)

投資額:約5億4,200万円(建物・機械設備等の投資額で土地代は除く)

業務内容:生活関連商品等の製造

操業時期:2019年4月操業開始予定

<紀陽除虫菊株式会社の概要>

所在地:和歌山県海南市下津上1135

設立:1952年1月(創業:1910年)

代表者:代表取締役 小久保 好章

資本金:1,000万円

従業員数:84人

売上高:19億7,000万円(2017年9月期)

工場:本社工場、第一工場、第二工場

業務内容:生活関連商品等(蚊取り線香等の防虫剤、除湿剤、各種入浴剤等)の製造

<株式会社小久保工業所の概要>

所在地:和歌山県海南市野上上新201-9

設立:1996年11月

代表者:代表取締役 小久保 好章

資本金:9,250万円

業務内容:家庭用品・日用雑貨用品の企画・製造・販売

 和歌山県の報道発表資料