東京計器、油圧機器の一部製品で不適切な事象が存在と発表

 東京計器は10月5日、品質管理体制の強化・確認に向け、社内で検査品質監査を自主的に実施したところ、佐野工場(栃木県佐野市)で生産している一部顧客向け一般産業用油圧機器(油圧弁、油圧ポンプ、それらの付属品)について、顧客の求めに応じて実施する検査工程に不適切な事象が存在することが判明したと発表した。

 今回の事態を受け、東京計器グループでは、監査等委員である社外取締役を含む全役員及び社外弁護士等から構成される検査品質問題調査委員会を設置し、追調査及び原因の徹底究明と品質管理体制の抜本的な見直しを進めており、今後、内部統制システムの一層の強化を図ることにより、このような事態を再び起こすことのないよう、再発防止及び信頼の回復に全力で取り組んでいくとしている。

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