極東開発工業は10月4日、同社が製造・販売する「4トン耐摩耗鋼板仕様リヤダンプトラック」が、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
今年2 月より発売している「4 トン耐摩耗鋼板仕様リヤダンプトラック」は、ダンプトラックに求められている輸送効率のアップおよび車両重量増への対応、またアフターメンテナンスの容易性といった「積載量(軽量化)と耐久性の確保」という相反するニーズに対し、中型ダンプトラックのシェアトップメーカーとして“剛から柔へ”の全く新しい設計思想とデザインコンセプトによって応えた車両で、緩やかなR を持つ丸底デッキとサイドパネルの一体構造を実現するため、高い硬度と靭性で多くの実績を誇る耐摩耗鋼板「HARDOX」をボデーに採用した。これにより、強度の向上と大幅な軽量化に加え、サイドゲートおよびテールゲートをスチフナ(補強柱)レスとした美しい外観としている。
今回、同車の「すっきりとした外観がダンプトラックの印象をソフトで現代的なものに変えており、機能面での優位性や耐久性の向上も含め、本来社会的な存在であるダンプトラックに対して、社会との親和性を向上させる提案となっている」点などが高く評価されたことにより、受賞に至った。
極東開発グループでは、「今回の受賞をはじめとして、今後もお客様の多様なニーズを的確に捉えた魅力ある製品ラインナップの強化に努めてまいります」としている。
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