斗山インフラコア、油圧ショベルのスマートなソリューション「斗山マシンガイダンス」を発表

Doosan Infracore(DI)がInternational Factory Automation System Show 2018で新しいソリューションを発表・・・・・・2018年10月に公式発表。

・ DIのみが開発したソリューションは、センシング技術を介してオペレーターにサーベイ情報を提供する。

   斗山インフラコア(本社:韓国・仁川)は9月11日、KINTEX (Ilsan)で開催される「国際ファクトリー・オートメーション・システム・ショー2018」(9月11日~14日 )で独自に開発した新しいマシンガイダンスシステムを発表すると発表した。

 今年の国際ファクトリー・オートメーション・システム・ショーは、ファクトリー・オートメーションを推進するため、韓国機械工業会が主催する第18回トレードショー。この見本市には15カ国から約250社が参加し、2万5,000人以上の来場者を獲得する見込み。

 「斗山機械ガイダンス」では、油圧ショベルのブーム、アーム、バケットなどの3つの操作部に4つのセンサーを取り付け、作業中の情報をオペレーターに提供し、油圧ショベルの本体に加えて、キャビンに設置されたモニターに取り付けられる。このシステムは、追加の調査作業なしに進行中の掘削作業の勾配、距離および深さなどの多様な情報を生成することができ、誤差は2センチメートル未満である。

 斗山インフラセンターの代表は、「測量作業の必要性を減らし、現場での事故の可能性も減らしている.GNSS(Global Navigation Satellite System)と3D技術がアップグレードされると、30%も高い」と述べた。また同氏は、「システムは10月に正式に開始される」と続けた。

 斗山インフラコアは、現在開発中のマシンコントロール技術と連携させ、スマートなソリューションの更なるアップグレードを計画している。機械制御技術は、未熟な作業者でさえ、軌道ベースの操作によって困難な作業を容易に完了することを可能にする。油圧ショベルが所定の周囲から外れようとしている場合、その技術はそれを自動的に防止する。

 また、ショーでは、遠隔監視による作業現場の管理・設備運用の効率化を図ったDoosanCONNECT™や、遠隔監視による機器運用を自動化する「計量システム」など、さまざまなスマートなソリューションを紹介する。ホイールローダーの作業負荷を自動的に測定し、その機械のオペレーターに通知する。

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