日立建機は8月31日、油圧ショベル「UH03」(バケット容量0.35㎥、総重量8.7t)が、独立行政法人国立科学博物館が認定する2018年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」の第00249号に登録されたと発表した。29日に国立科学博物館で開催された重要科学技術史資料登録証授与式で、登録証を受け取った。
UH03は、1965年(昭和40年)に日立製作所の建設機械部門(現・日立建機)が開発した、純国産技術によるわが国最初の油圧ショベルであり、一般社団法人日本機械学会の2011 年度機械遺産に認定されている。
それまで主流であった1ポンプ1コントロールバルブ方式に対し、自社技術で開発した2ポンプ2コントロールバルブ方式の油圧システムを採用することで、操作性を飛躍的に向上させた。
日立建機は、「今回の登録された技術をはじめとする自社の技術に加え、日立グループのさまざまな技術を活用する「One Hitachi」の取り組みや、パートナー企業が持つ技術を活用するオープンイノベーションを推進し、お客さまの課題である「安全性向上」「生産性向上」「ライフサイクルコスト低減」を解決する製品開発と技術革新を進めていきます。」としている。
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