リンガーハット、約9億円投じて佐賀県吉野ヶ里町に新工場建設

 外食チェーン店等を展開するリンガーハット(本社:東京都品川区)は8月28日、新工場を建設するため、佐賀県吉野ヶ里町と進出協定を結んだ。西日本の生産拠点である同県の鳥栖工場(鳥栖市)の一部が老朽化したため、近隣の用地に工場を新設する。主にちゃんぽん用のもやしを製造し、工程も自動化を進める。土地取得・建物含めた総投資額は9億2,800万円で、2019年4月の竣工、同年6月の稼働開始を予定している。

 新工場では、品質の高い〈太くて根が短い〉もやしをつくるために、自動化を推進し、もやしの製造方法を抜本的に変更する。2020年度までに15名を新規雇用し、年間3億円の出荷を目指す。

<新工場概要>

所在地:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町石動字二本松2022番98

投資額:9億2,800万円

敷地面接:7,588㎡

事業内容:もやし製造・豆腐製造

計画出荷高:3億円(2020年度)

新規雇用予定:15名(2020年度)

竣工予定:2019年4月

稼働開始予定:2019年6月