㈱RS Technologies(RSテクノロジーズ、本社:東京都品川区)は8月10 日、中国におけるプライムシリコンウェーハ製造販売事業推進に際し、連結子会社である有研半導体材料有限公司(GRITEKと表記)と山東省徳州市政府との間で、新会社を設立すると発表した。
㈱RS Technologiesは、中国の「プライムシリコンウェーハ製造販売事業」に参入する目的で、第1四半期に北京有色金属研究総院及び福建倉元投資有限公司との間で合弁会社(北京有研RS半導体科技有限公司)を設立、GRITEKを連結子会社とした。
今回、中国の各地方政府から新工場誘致の提案を受けている中で、山東省徳州市を㈱RS Technologiesグループの中国における事業推進の有力なパートナーに選定し、GRITEK と山東省徳州市との間で新会社を設立することで合意した。
㈱RS Technologiesは今後、中国の旺盛なシリコンウェーハの需要に応えることを企図し、2017年12 月1日付で開示した「有研半導体材料有限公司の連結子会社化に関するお知らせ」の 2.合弁会社の概要等⑥合弁会社(BGRS)の今後の見通し、に記載した通り、新工場に既存設備を集約し、8 インチシリコンウェーハの生産能力を増強する。
これにより、GRITEK は、8 インチシリコンウェーハや大口径シリコン部材の生産能力を拡大することができ、既存顧客の需要を満たすことに加え、新規顧客の開拓も視野に入れながら、早期に量産体制の構築、プライムシリコンウェーハのグローバル品質の確立を目指す。
<新会社の概要(予定)>
名称:山東有研半導体材料有限公司
所在地:山東省徳州市(当初工場移設予定先の河北省唐山市から変更)
代表者の役職・氏名:方 永義(董事長、㈱RS Technologies代表取締役社長兼務)、張 果虎(総経理、GRITEK 総経理兼務)
事業内容:シリコンウェーハ及びCZ インゴット・FZ インゴットの生産、販売、開発、関連技術の開発、その他。
登録資本(※):15 億人民元(内訳は、自己資金、GRITEK の現物出資及び徳州市政府の出資等である)
設立年月日:未定
決算期 12 月
大株主及び持株比率(※):有研半導体材料有限公司(GRITEK、㈱RS Technologies連結子会社):80%、徳州経済技術開発区景泰投資有限公司:20%
敷地面積:約200,000 ㎡