東洋エンジニアリング(TOYO)は8月8日、丸善石油化学が千葉工場で計画している基礎化学品原料のエチレンを生産するナフサ分解炉の増設プロジェクトを受注したと発表した。TOYOは基本設計段階から参画し、最適設計、最短工期重視の提案を行ったことが高く評価され、今回の受注に至った。
丸善石油化学からは1967年に千葉工場第三エチレンプラントを受注して以来、長年に亘り各種プロジェクトを継続して実施している。TOYOはこれらの経験を活かし、安全第一の方針の下、2020年完工に向けて業務を遂行していく。
受注したプロジェクトでは、TOYOの国内子会社であるテックプロジェクトサービス(TPS)が工事を中心に担当する。TOYOとTPSは協力して国内顧客案件獲得に積極的に取り組み、ビジネス拡大を図っていく。
<受注概要>
客先:丸善石油化学株式会社
受注者:東洋エンジニアリング株式会社
建設地:千葉県市原市
対象設備:ナフサ分解炉2炉増設
役務内容:詳細設計、調達、工事一括請負
完成予定:2020年