Atlas Copco(本社:ストックホルム)は8月1日、ドイツのQUISSQualitäts-Inspektionssysteme und Service AGを取得したと発表した。同社は、品質検査とロボットガイダンスのためのマシン・ビジョン・ソリューションを専門としており、主に自動車業界で使用されている。
Quissはドイツのミュンヘン近郊に拠点を置いている。同社は2017年に従業員45人で、約850万ユーロ(860万SEK))の収入を得た。Quissのコアコンピタンスは画像処理、アルゴリズム、ハードウェアとソフトウェアを含むシステム設計。この製品は主に、自動車産業における接着剤塗布アプリケーションの品質検査に使用される。
「ロボットの指導と品質検査のためのビジョンシステムの能力の向上は、我々が自動化の世界でより多くの顧客価値を提供することを可能にするだろう」と、Henrik Elmin(ヘンリック・エルミン)Industrial Technique(産業技術)部門社長は語った。
購入価格はアトラスコプコの時価総額に重要なものではなく、開示されていない。買収した事業は、アトラスコプコの産業技術事業分野の産業組立ソリューション部門の一員となる。