住友建機、米国LBX社がデモ・トレーニングセンターを建築

 住友重機械工業の建設機械部門である、住友建機(本社:東京都品川区)は7月10日、米国販売子会社である、LBX社がケンタッキー州に油圧ショベルの製品デモンストレーションやセールス・サービストレーニングに使用する、デモ・トレーニングセンターを建築(画像:完成予想)すると発表した。現地でレキシントン市長、ケンタッキー州、レキシントン市政府関係者などをご来賓に迎え起工式を行った。

 LBX社は、住友建機が100%出資し、米国・中南米でリンクベルト(Link-Belt)ブランドの油圧ショベルや、油圧ショベルベースの林業仕様機、解体仕様機、マテリアルハンドリング機などを販売している。これら機械の販売拡大に向けて、顧客・代理店向け各種機械のデモストレーションや、代理店のセールス・サービストレーニングに使用頂ける施設を建築する。デモンストレーションでは、今後増加が予想されるICT建機の実演操作も可能。

 LBX社は米国・中南米で油圧ショベルの販売台数が増えていることや、排出ガス規制対応技術の高度化、林業仕様機や解体仕様機に代表されるように建設機械のサービス業務の複雑化に対応し、メーカー直系の販売会社が持つ高い知識や技術力を営業やサービスネットワークの前線まで広く浸透させ、より一層の顧客満足度の向上をはかる。

<施設概要>

名称:LBX Customer Experience Center

所在地:米国ケンタッキー州 レキシントン市

着工:2018年7月

完成予定:2019年春

敷地面積:101,150m²(商品デモエリア(ギャラリースタンド)、実習棟、シアター、教室、応接室、ギフトショップ、カフェテリア)

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