アイジー工業、約35億円投じて水戸工場に製造ライン新設

 アイジー工業(本社:山形県東根市)は7月5日、2020年3月生産開始を目指し、アイジー工業水戸工場(茨城県城里町)の敷地内に約35億円を投資して製造ラインを新設すると発表した。昨年発売したアイジーヴァンド「NZシリーズ」の生産性を向上させ、さらなる安定供給を図る。

 現在、水戸工場では、断熱性能・耐火性能に優れた鉄骨造建築物向け金属製外壁材「アイジーヴァンドシリーズ」を生産している。この「アイジーヴァンドシリーズ」は、主に物流施設、工場、事務所、商業施設などの外壁に数多く採用されており、これらの市場規模は近年成長を続けている。

 この市場での更なる成長を目指し、新工場には抜本的に生産方法を見直し、高品質で生産性の高い製造ラインを設計、開発、設置することで安定的な製品の供給に加え、市場の様々なニーズにも応えていく。

 高い断熱性により、建築物の冷暖房や冷凍/冷蔵機能に要するエネルギーを大幅に削減することができる「アイジーヴァンドシリーズ」は、「地球環境との共生」「快適で心躍る暮らし」に資するとともに、新たな製造ライン新設は茨城県の産業振興・地域経済の発展に貢献するものと期待している。

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