井関農機は7月5日、全面刷新した同社フラッグシップ機「ISEKIコンバインJAPAN」の初出荷に先立ち、㈱井関熊本製造所(本社:熊本県上益城郡益城町)で出荷セレモニーを開催したと発表した。
当日は、地元行政機関や取引先等の来賓も出席、軽量コンパクトながら“高能率・高耐久”のコンセプトはそのままに、さらに使いやすくなったコンバイン「Ultra JAPAN」HJシリーズとして新発売のHJ6115とHJ5101を披露した。
井関農機の木下社長は、「同製造所は、熊本地震で甚大な被害を受けましたが、地域を中心とする皆様からのご支援を受けながら、早期に生産を再開することができました。着実に復興を遂げている熊本・益城町の想いとパワーを乗せ、“ALL JAPAN”のスローガンのもと、全国に発信し、日本農業の発展に貢献して参ります」と挨拶した。
コンバインJAPANシリーズは、高能率多条刈りコンバインとして、1995年に市場投入以来、大規模稲作農家、営農集団や農業法人等の担い手農家に愛用されているという。