スチールプランテック、清水鋼鐵向け圧延粗列スタンド更新工事垂直立ち上げ

 スチールプランテックは3月28日、清水鋼鐵(本社:千葉県浦安市)苫小牧製鋼所圧延工場向けに高機能粗列スタンド(2HiタイプVHスタンド6基)及びフライングクロップシャー1台を納入・完工したと発表した。

 同プロジェクトは、基礎工事、機電設備の設計、製作、据付、試運転調整一式のターンキーで請け負ったもので、昨年12月末より既設圧延機5基の撤去工事を開始し、試運転調整完了までを約3カ月間の工程で実現した。

 設備納入に当たっては、既設設備との干渉などの制約が多く非常に厳しい状況だったが、スチールプランテックオリジナル高剛性コンパクト2Hiミル採用や3D設計検討など、製作品の納期管理を含む全ての工程において、スチールプランテックが培ってきたプロジェクトマネジメントを駆使して、納期を前倒しかつ短縮して完工させることができたとしている。

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