鍛圧機械、2017歴年は前年比16.1%増の3,614億円

 日本鍛圧機械工業会が1月12日に発表した2017年(暦年)の受注金額は前年比16.1%増の3,614億円となった。国内は第3四半期では前年割れするも、第4四半期に入って設備投資更新需要が高まり、自動車、金属製品製造業が全体を牽引した。

 機種別によると、プレス系は前年比28.4%増の1,713億円。機械プレスは全体で28.6%増、フォーミングは72.6%増、自動化・安全装置も34.3%増だが油圧プレスは14.8%減となった。板金系は前年比4.6%増の1,083億円。プレスブレーキは19.0%増だが、レーザ・プラズマは1.8%減、パンチングも0.7%減、サービスは0.0%増となった。

 国内向けは前年比17.6%増の1,635億円。自動車は25.5%増、金属製品製造業が12.2%増、一般機械13.5%増、鉄鋼・非鉄金属も9.2%増だが、電機は4.0%減となった。

 輸出向けは前年比18.6%増の1,161億円。北米は4.9%増、中国が36.0%増、ロシアが6.9倍増、インド12.4%増、欧州も6.8%増、中南米も倍増。東南アジアは4.4%減、韓国・台湾も9.7%減となった。

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