蛇の目ミシン工業、卓上ロボット(JR3000シリーズ)高可搬仕様を発売

 蛇の目ミシン工業は12月13日、好評発売中の多機能型卓上ロボット「JR3000シリーズ」に、ツールやワークの最大質量を増加させた「高可搬仕様」を14日より発売すると発表した。価格はオープンで、販売目標は年間(初年度)70台。

 仕様は、卓上ロボットの主要用途である塗布作業において、2種の液剤を混合しながらの塗布、ホットメルト接着剤の塗布など、近年増えている「質量の大きな塗布装置」を搭載可能にして欲しいとの要望に応えた。さらに、可搬質量の増加により、複数のツール及びワークを同時に搭載・設置することが可能となり、作業時間の短縮や設備費用削減も実現する。

 今回発売のラインナップは、3軸機でX軸・Y軸の動作範囲の異なる2機種を用意、ソフトウェアは初心者にも扱いやすい塗布作業専用のシステムソフト、または汎用性のある標準システムソフトから選択可能。

 同社では「これからも、営業面・技術面でのお客様サポートと生産現場での作業用途に合わせた製品・ソフトウェアの開発を進め、ラインナップの充実を図って参ります」としている。

 ニュースリリース