日本鋳造が発表した2018年3月期第2四半期(4~9月)連結業績によると、売上高は60億9,500万円で前年同期比41.0%増となった。利益面は、売上増に加え、橋梁部品、柱脚等の品種構成の改善により経常利益は3億3,400万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億1,800万円となった。
鋳鋼・鋳鉄品については、半導体製造装置向けおよび大型鉱山機械向けを中心に需要が増加し、受注については前年同期比20.3%増、売上高は同17.7%増となった。一方の公共投資関連は、東京オリンピック関連需要の本格化等により橋梁部品、柱脚等の受注は前年同期比40.1%増、売上高は同83.0%増となった。
2018年3月期の業績予想について、9月15日に公表した業績予想を据え置いている。