島根県、ヒラタ精機が出雲市に工場及び生産設備を増設

 島根県は10月19日、自動車部品メーカーのヒラタ精機島根県出雲市)が県、出雲市と立地に関する覚書に調印したと発表した。ヒラタ精機は、今後3年間に約74億円を投じて本社敷地内で生産設備を増強、受注の増加に対応する。60人の雇用増も計画しており、県は合計約7億6,000万円を助成する。

 ヒラタ精機の本社工場は、敷地約7万3,000㎡、建物面積約4万3,000㎡。今回増設分は5,500㎡(鉄骨2階建て)。9月末に着工しており、2018年春に完成予定。その後、旋盤やマシニングセンターなどの製造機械や加工ラインを順次導入し、2020年中の本格稼働を目指す。

<会社概要>

会社名:ヒラタ精機株式会社

所在地:出雲市西郷町字小池718番地

代表者名:<代表取締役社長>山岡孝(やまおかこう)

設立年月:昭和47年7月(平成13年9月ヒラタ精機株式会社に社名変更)

資本金:5,000万円

従業員数:389名(うち県内常用従業員319名)

事業内容:自動車部品の製造、販売

 島根県発表資料