三一重機、小型油圧ショベルの8万台達成セレモニーを開催

 三一集団で油圧ショベルを製造する三一重機は10月16日、昆山三一工業団地で小型油圧ショベルの生産80,000台達成を記念してセレモニーを開催した。三一重機のマーケティング、商務、研究開発、製造のリーダー、スタッフ、サプライヤー、代理店、大口顧客の代表者など数百人が参加した。

 中国の現地紙「中国工程机械商貿網」によると、三一重機の小型油圧ショベルの生産は累計1万台まで3年、1万台から8万台まで5年を費やした。式典で、三一集団董事兼三一重機董事長の俞宏福氏は、「数字の後ろには、長年の三一重機のおかげで、小型ショベル市場を掘り起こしたあと数年後に急増した」と述べた。

 三一の小型ショベル生産は2006年に始まった。強力な開発チーム、優れた製造技術、優れた製品品質、優れたサービスが評判で、すぐに小型ショベル市場を席捲した。販売台数の継続的な拡大により、三一の小型ショベルは2011年以来、7年連続市場シェア第一位を達成したとしている。

 式典に出席した中国建設機械工業会の李宏宝秘書長は、「“中国製造2025”戦略計画が公布され、実装された“一帯一路”で国際協力はさらに進む。建設機械産業はまた、前例のない開発機会を導くだろう。私はプロセスを信じて、三一重工業はまた、より良い結果を作成するために、産業のアップグレードを促進する機会をつかむことができる、より大きな貢献をする」と述べた。

 今回の式典で三一重機は、従業員、代理店、サプライヤー、顧客に対し、感謝の意を表しそれぞれ「優秀賞」を授与した。

 三一重機は、世界初の年間生産能力を持つ杭州、江蘇省昆山2つの主要な製造拠点でショベルを生産している。三一のショベルは、世界中の強力なブランドの影響力とマーケティングサービスに頼って、すでに5大陸100カ国以上に輸出されている。

 ちなみに2017年(1~9月)における全機種合計は、22,343台を販売しており、中国国内で20%を超えるシェアを有している。