オークマ、生産性追求型スマートマシン 並行2スピンドルCNC旋盤「2SP-2500H」を開発

 オークマは10月11日、自動車部品等の量産加工の生産革新を促す、並行2スピンドルCNC旋盤「2SP-2500H」を開発したと発表した。

 「2SP-2500H」は、2台の旋盤を1台に統合し、さらに加工物を搬送するローダを標準搭載することで、ワークの表裏を連続で加工可能とした自動化対応機。従来機より高速・高精度化した加工能力を持つ機械と、高速化したローダの融合で、工程を集約しラインタクトタイムを最短化。さらに、サーモフレンドリーコンセプト採用による安定した加工精度と、スベリガイドの中心線上に主軸台・刃物台を配置した機械構造や、工具寿命を予測し刃先折損を予防する「工具寿命予測機能」で長時間無人加工を可能とする。

 また、機械幅はクラス最小の2,200mmと高い面積生産性を有する。自動車部品を中心とした最大ø250mm(特別仕様)の部品加工に高能率かつ高精度に対応できる。

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